やまむらはじめ『DX版カムナガラ 5-6』

 五巻が本編のラストで、六巻が外伝やカラー原稿の再録など。
 一気に、疾走するようにラストになだれ込む。しかし、これ、投げっぱなしだけど、日本国の統治体制というか、「国体」の崩壊って話だよね… あと、翼と行衣の「老い」とひたかとかなたの「若さ」の対比が、ラストで鮮明になるな。
 いや、楽しかった。これに続いて同著者の『神様ドォルズ』も読みたいところだが、置く場所がががががが…