進撃の巨人?どんとこい。巨石に守られた中世要塞の村、ポルトガル「モンサント」:カラパイア

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 丘陵の上というのは、イタリアを含む南欧地域でよく見られる、都市の立地。「インカステラメント」なんて専門用語があったりする。私自身、説明しろと言われると良く分かりませんとしか言いようがないが、中世の前期あたりに、散在していた集落が、丘陵上に集中して城塞都市を形成する現象で良かったはず。これもほぼ同時代かな。
 中世の前半は、イベリア半島にしても、イタリア半島にしても、治安が悪かったから、そういうが影響したのだろうけど。あとは、ヨーロッパの農業では、日本のような水利をあまり気にしなくて良かったというのもあるんだろうな。
 この手の山上都市に関しては、陣内秀信の『南イタリアへ!』asin:4061494465竹内裕二『イタリア中世の山岳都市:造形デザインの宝庫』asin:4395003281なんかがいろいろと紹介しているが、世界遺産とか著名な観光地になっている都市が多数ある。しかし、こういう奇岩の間に建つ街って、非常におもしろそうだな。