asahi.com(朝日新聞社):江戸を語る人骨1万体 小柄な体躯・栄養失調・伝染病 - 社会

http://www.asahi.com/national/update/1217/TKY201112170155.html まあ、人口増加が頭打ちになるくらいだから、食料需給もひっ迫していただろうしな。あと、結構たんぱく質不足とか。ただ、こういうのは他の国との比較も重要だから。ヨーロッパでも19世紀あたりの労働者階級はものすごく背が低かったりするから。
 ちなみに都市ってのは、前近代には再生産による自然増が期待できず、外部からの流入で人口を維持していたのが普通。「都市墓場効果」とか言ったりするようだが。
 そもそも住宅に関する文化とか、医学の条件とかが全然違うんだから、今と比較するのはおかしくないか。どこから出たかをきっちり調べないと一般化できないように感じるし。つーか、抗生物質がない時代に、病気にかかって生き残れたというのが逆に不思議に思う俺、虚弱体質人間。若い世代が死ににくいなんてのは、現代医学による幻想。あと梅毒が流行っていたというのはよく聞く話だが。
 まあ、過去を理想化しすぎるのもアレだというのには同意だが。しかし、明治大正あたりと比べて、どっちが幸せだったんだろうなってのは気になるところだ。あと、中世よりは住み心地が良かったんじゃないかねえ。中世もケンカ上等の人には楽しかったのかもしれないが…