今年初の外出。図書館二軒ハシゴに、初詣の神社四カ所、街での買い物。コミケ新刊などを入手。神社は健軍神社、手取天満宮、藤崎八幡宮、保田窪神社の順番に。もう一カ所くらい行くべきだったか。
 他は正月の雰囲気が残っていたが、藤崎八幡宮はちょうど片付けが終わったところだった。あと、健軍神社と藤崎八幡宮は社殿の裏側もまわる。藤崎宮の裏は河川改修のためか、木が伐り払われていた。


健軍神社のお正月



 今日は団体さんがお祓いを受けていた。出店もまだ残っていたし、一番正月らしい感じだった。会社なんかだと、三が日は避けるのかな。門前の猿田彦大神や社殿の脇の摂社末社にも、お鏡が供えられていた。藤崎宮だと、裏のほうはずいぶんうら寂しい感じだったのにずいぶん違う。あと、いつも思うが鳥居が低いな。


手取天満宮

 まだお正月の雰囲気が残っている。参拝者は少なくなっているけど。街中の神社。


藤崎宮の裏の記念碑


 久しぶりに藤崎宮に参ったので裏のほうまで回ってみた。摂社末社に、奉納された石灯籠や石造物が多数。石灯籠の年紀をみるとけっこう江戸時代のものが多い。西南戦争の時に藤崎宮は熊本城内の藤崎台から現在地に移動させられているけど、西南戦争後にこれらも移動させられたのだろうか。しかし、西南戦争のどさくさにまぎれて、肥後国一宮の土地を軍用地にしてしまうのだから、明治国家ってのは神様を大事にしたのか、ないがしろにしたのか良く分からんな。
 上の写真は社殿裏に有る記念碑類の一つ。砲弾をそのまま台座に据えたもの。裏の碑文をみると明治29年奉納だそうだから、日清戦勝を記念してのものだろう。下は鳥居の横に有る石灯籠。碑文をみると細川忠利の名前が読み取れる。社殿の横には細川光尚の銘がある石灯籠もある。同時代のものなだろうか。だとしたらけっこう貴重なものだと思うのだが。ただ、その割には新しい感じも… そのうち聞いてみないといけないな。