中学の「武道必修化」スタート目前 「柔道」安全対策に大きな課題 (1/2) : J-CASTニュース

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 まあ、官僚側はやれと言われたからにはやるしかないわな。これを主導した政治家どもの罪は重い。部活や教室と違って、やる気のないのや、ものすごい運動音痴も一律にやらなければならないということの怖さが分かっていないんじゃないかね。つーか、全日本柔道連盟側からも危惧の声が出ているのか。
 高校の時に柔道か剣道の選択必修だったけど、どう見ても投げられたときに怪我しそうだったから剣道にしたんだよな。まあ、共用防具の匂いに閉口したけどな…

しかし、全日本柔道連盟の二村雄次・医科学委員会副委員長は「体力の付いていない中学1、2年生に形の上の技だけ教えて乱取り(自由に技をかけ合う柔道の練習法)とか試合までやらせるのは危険がつきまとうと思う。安全面にもっと注意した制度設計をしないといけない」と警鐘を鳴らした。

 完全初心者の、しかも体力や運動神経にばらつきがある状況でそこまでやらせるのか。本気で死人が出そうだな…

哲学者の牧野紀之氏は11年9月に「危険はらむ武道必修化」というタイトルのブログを更新し、「もし必修化を強行するなら、『日本の文科省は子供の命より面子が大事だ』と世界に発信することになる」と厳しい意見を述べている。

 国士サマ方の「日本の伝統」ってのは、若者の命を粗末に扱うとか、そんな感じですか?