誰が移動図書館を殺したか? - 匪図書館員hatekupoの絶対国防圏

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 「貸出密度」の話を中心に。まあ、特定のヘビーユーザーがかなり使っているのは確かだろうな。私なども、借り直しも計算に入れると、年に100冊くらいは借りているはずだし。

べてみると本館と同じ小学校区の行政区では25%以上にも達します。この数値は図書館との距離に反比例的に低くなっていき、最低の場所では1%を切ることも。そして平均はたったの「5%」でした。

この結果をみて、私の中で何かが音をたてて壊れていくのを感じました。住民一人当たり7冊(つまり貸出密度7.0)以上を誇っていたはずの“市民の図書館”というものの崩壊。実は“140冊借りる全住民の5%(マイノリティ)”であったことです。

 お年寄りが多い公営住宅なんかには移動図書館の方がアクセスに優れているのは確かだろうと思う。そう言えば、最近、移動図書館が来なくなったな。