板木は語る-その行方- (板本・板木をめぐる研究集会) Part1 - xiaodong's memo

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板木を語る-板木にまつわる記憶-(板本・板木をめぐる研究集会) Part2 - xiaodong's memo
和本リテラシー(板本・板木をめぐる研究集会) Part3 - xiaodong's memo
板木から見る和本研究の重要性(板本・板木をめぐる研究集会) Part4 - xiaodong's memo
板木を意識して板本を観る-付・板木デジタルアーカイブの紹介(板本・板木をめぐる研究集会) Part5


 けっこうたくさん残っているものだな。これでもごく一部、失われた版木はとんでもない量にのぼるんだろうけど。表面を削ってリサイクル、あるいは桜材は上質なので印鑑に使ったり、大戦前後に焚きつけに使ったりで、相当量が失われたとのこと。古文書でもけっこうすごい状況だが、放置されていた版木だとさらに汚かったんだろうな。「ジャンルを問わずかたっぱしから集めることが重要」なのだそうだ。
 古い書店の証言も興味深い。割と最近まで木版というのは現役だったんだな。


 今、古文書の勉強をしているのだけれど、活字と楷書体しか基本的には知らないから、変体がなも草行書の感じも難しくてなあ。筆跡なんか、個々人で違うし…