第3回 図録を読む | 総合文学ウェブ情報誌 文学金魚

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 京都埋蔵文化研究所が刊行した『つちの中の京都−桃山文化の陶磁』を読んで。茶道具である織部焼の焼き物が、一つの商家のものとは思えないほど出土した話から、古田織部の自刃との関連を想像している。
 「ものを通じた歴史」というのは、歴史時代の考古学の発展とともに、いろいろと試みられるようになっている。