江戸時代のサムライって普段何してたの?

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 財政や地方にかかわる行政職とか、殿様の身辺を世話する小姓は激務だったらしいな。一方で、本来は軍隊を構成する番方は、ローテーションで見張り番するだけだったから、相当暇だったらしい。低収入かつ暇っていう点では、たしかにニートっぽい。
 そうやって、暇させておくと碌な事がないってことで、学問や武芸が奨励されて、発展をみたし、芸事も相当高いレベルまで達した。園芸や金魚小鳥などの鑑賞動物の品種改良なんかは相当高いレベルに達していたし、いろいろと芸事をたしなんだ。
 江戸時代の日記をダイジェストした新書を読んでみるとおもしろい。暇系だと、青木直己『幕末単身赴任:下級武士の食日記』asin:4140881658とか、大岡敏昭『幕末下級武士の絵日記:その暮らしと住まいの風景を読む』asin:4782407033 。逆に忙しい系だと、加藤淳子『下級武士の米日記:桑名・柏崎の仕事と暮らし』asin:4582855911とか、『武士の家計簿asin:4106100053あたり。