坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、はやめたほうがいいのでは - 常夏島日記

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 これは、釣りだろ。
 つーか、橋下府政・市政下で行った前科があるからこそ、ここまでの反応が出てくるんだけどな。国際児童文学館の末路とか、近代美術館を「しょぼいのいらん」と言った過去とか、そういうのを踏まえての意見だろう。文化政策に対する見識を全く信用できない。

もしかりに、中之島図書館の建物が美術館として再利用され、そこに、大阪が誇る美術品が展示され、観光客や市民・府民に愛され尊敬される施設になり、東京の上野公園にある博物館群や、ロンドンやパリの河畔にある美術館・博物館群のように学術的に高い評価をされる施設に生まれ変わったとき、図書館が廃止されることは文化への冒とくというような批判をしている人は、当然自らの非を認めて、謝るんでしょうね?

 そりゃ、そうなれば、おみそれしましたとしか言いようがないけど、そういう事態になる可能性そのものがものすごく低いと言わざるを得ないな。高レベルの美術館・博物館を作り上げるにはそれなりのコストがかかると思うけど、それだけの力が今の大阪にあるかどうか。さらにそれを作り上げるだけのセンスがあるかどうか。あと、橋下/維新体制を信用して、自分のコレクションを寄贈してくれるような奇特なコレクターがいるのかねと言うところでも疑問符がつく。ここ数年、散々ないがしろにしたわけでね。
 先に、美術館の構想があるならともかくな。

批判するのなら、中之島図書館が全部カフェになってからでも遅くないと思います。

 いや、そりゃ遅すぎだろw