白川周辺の氾濫地域

 15日に所用ついでに、白川や大井手川の周辺を回ってきた。復興作業中の人たちの邪魔にならないように遠巻きに。被害の大きかった龍田陣内4丁目や龍田1丁目の川沿いまでは行っていない。行動範囲は白川沿いが三協橋から大甲橋まで。大井出川沿いが九品寺から大江渡鹿の交差点付近まで。白川の右岸側が結構広い範囲で浸水していて驚いた。あと、黒髪の豊後街道の浸水地域は、細かい火山灰が堆積していたため、風が吹くと目が痛かった。
 しかし、作業中の人を撮るのを躊躇したせいか、全然まともな写真がないな。
 以下、上流から。

龍田1丁目

対岸から




三協橋から







 いちばん手前の曲がり角で曲がった。このあたりが水につかった一番上になるようだ。水田に漂着物が散乱していたり、ブロック塀が水圧で倒れていたり。

龍田陣内4丁目

 入口付近の比較的高い場所しか印象になかったが、被災したリバーサイドニュータウンはずいぶん水面から低い場所だったようだ。元はどういう利用がされていた土地なんだろう。


 対岸から。住宅地の地盤近くまで土砂が堆積しているのが目を引く。多数の人が作業に従事中。






 リバーサイドニュータウンへ通じる道は交通規制中。




 入口近辺には作業車両が。



小碩橋上流


 中西鉄工所近辺は、まだかなり泥が残っていて、片側交互通行で除去中だった。自転車で突っ込む羽目になって焦った。復旧作業中だった。



小関橋上から

 左岸の河川改修のために民家立ち退き済みの場所。





小碩橋から竜神

 小碩橋から竜神橋にかけての県道337号線にお、広範囲に浸水した形跡が残っていた。当日は通行止めになっていたけど、かなり派手に浸水していたようだ。




竜神橋上流の護岸崩落場所

 竜神橋上から。マンションの裏手の護岸を補修中だった。



碩台小



 少々見づらいが、校庭に泥が流れ込んでいる。これを見ると、全部は浸水しなかったのだろうか。

藤崎宮周辺

 かなり大きな被害を受けているようだが、裏側は立ち入り禁止になっていたので、被害程度は不明。


 境内北側。流されてきた土砂が残っている。



 本殿の両側はかなりひどいことに。藤崎宮の裏側は堤防がなかったから、ここから浸水したんだろうな。周辺では、ここが一番ひどそうだった。



大甲橋周辺

 サイズを小さくした写真では見難いが、枝にからんだ漂着物などを見る限り、あと何十センチかで、堤防を越えていた可能性が高い。あと、大甲橋そのものは河川改修の前のものなので、ここだけ幅が狭くなっている。堤防の工事済み箇所と未着手箇所の間が崩落している。発掘調査が行われていたのだが、泥流が流れこんでしまったわけで、どうするんだろう。




大井出川沿岸

 九品寺の川沿いの商店は復旧作業中。




 電車通り横のトヨタレンタリースの駐車場の護岸が崩落している。




 水前寺クリニック入口には、浸水を防ごうとした形跡が。




 浸水の形跡。新屋敷の川沿いの住宅。ブロック二つ分、路面から40センチほど浸水したようだ。床上浸水になってそうだな。