欧州の食文化を破壊する日本の魚食 その1 - 勝川俊雄 公式サイト

katukawa.com

 2010年の記事。少なくともこの時点では、ヨーロッパウナギの資源量は、回復の目処も立たない状況。日本も同様な結果になるだろうな。
 スペインの伝統的なシラスウナギ料理を破壊してしまったことを考えると、日本のウナギ食が文化だからとか、ウナギのワシントン条約への記載を政治的陰謀とか主張するのは明らかに間違っているよなあ。他人の文化を破壊して、自分の文化だけ保護を強弁するのは難しい。代替食がすり身か。日本も、すり身で代替食でいいんじゃね。
 マグロも、回転ずしで食べるのが食文化とは言い難いと思う。ついでに言うと、九州あたりではあまりマグロ、マグロって言わない気がする。あれは太平洋岸の食べ物って感じ。