第7回 「旗本・板倉修理事件」続報

http://blog.livedoor.jp/rekishireal/archives/12928552.html 江戸城内で細川宗孝が板倉修理に殺害された事件の原因について。紋が似ていたための人違いではなく、近隣トラブルだったのではないかという指摘。
 板倉修理の屋敷は、熊本藩下屋敷の崖下にあり、雨のたびに水が流れこんでいた。これに対し改善を申し込んだが、相手にもされなかったため、殺害に及んだという説を紹介している。切絵図でも屋敷が隣接していて、板倉修理の屋敷が崖下にあるという位置関係から、説得力のある説であると思う。
 なんでこの説がほとんど忘れ去られていたのか、不思議ではある。このようなトラブルは、ある程度噂にもなりそうだし。