「日向街道一里木跡」碑

 旧浜線道路の脇にある石碑。ふと見たらあった。普通に道を走っていても油断できない。旧道が江戸時代の街道だったということ。しかしまあ、狭い道に車が多くて大変。あと、ピカピカで白い石に碑文を彫っても読めませんがな。




裏面

日向街道一里木跡


 藩政時代、熊本城下から各地に通じる街道
には、新一丁目御門前の「札の辻」(現在の
新町一丁目)を起点とし、一里毎に道の両側
に榎を植え、これを一里木・二里木・三里木
と呼んで距離を数えていました。
 ここは、日向(宮崎)へと通じる日向街道
の一里木があった場所で、当時は、道の両側
に大きな榎がそびえていましたが、現在では
その榎も枯れてしまい「田迎一里木」という
バス停の名前だけが往時を偲ばせています。
       平成十年三月 熊本市