日本の戦車1939‐1945 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ 世界の戦車イラストレイテッド)
- 作者: スティーヴン・J.ザロガ,鈴木邦宏,Steven J. Zaloga,Peter Bull,宮永忠将
- 出版社/メーカー: 大日本絵画
- 発売日: 2009/05
- メディア: 単行本
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車両の紹介に、実戦での戦いに紹介なのだが、50ページもない書物だけに、さらっと全部流されている感じ。戦車開発の歴史の流れをおさらいするにはいいかも。
1940年あたりまでは、日本の戦車もそう世界水準から劣ったものではないし、戦術もそれなりのものだったと評価できそう。東南アジアでの緒戦における、日本軍の戦車とその戦いに関しては、意外なほど高評価。
そこから、3年ほどリソースが割かれないうちに、ものすごく時代遅れになっているというのが、日本軍戦車隊の悲劇だったわけだけど。バズーカで次々破壊されているようでは、話にならないというか。最後に紹介される中国共産党軍の主力を占めたチハ改も興味深い。