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大河ドラマ「平清盛」から始まる木造船舶技術よもやま話 Togetter
とりあえず、この手の話は石井謙治の『和船1、2』を読むといいと思うよ。複合材の竜骨様のものがあったわけで。つーか、平安あたりだと丸木舟に側板をつけた準構造船が主体だったそうだが。あと、ヨーロッパの船の木材の話だと、『ドングリと文明』とか。それ用に曲がった木材が必要だったみたいだ。ヨーロッパにしても、16世紀ごろには森林資源の枯渇は相当深刻だったと言われるしな。それでも、ヨーロッパには北欧やロシアの森林資源を買うというストックが存在したわけだが。イギリスなんかは、軍艦の主要部材であるオークはなるべく自給しようとしたようだな。
そもそも、燃料用の木材と船とか建築用の木材は、樹種が違っているわけで、そのあたりも考える必要がありそう。
しかしまあ、瀬戸内海であんなバカでかい船を海賊船に使ってもしょうがないだろうとしか。目立つし、鈍重だし。写真を見ると、ジャンクっぽいけど、なんかいろいろちげえ…

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