旧海軍の後継機問題・熟練労働者を必要とした航空機産業

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 労働力は大戦末期にもかなり豊富に供給されていたが、熟練工が徴兵されていなくなったことと、爆撃に備えた疎開を管理する能力がなかったことが生産を低下させたとか。熟練者を使いつぶすしかなかった国力の問題とか。陸軍の航空戦力は既にノモンハンで消耗していたというのも。
 劣勢だからこそ、性能要求が上がって、それが後継機を遅延させる。その状況でも、アメリカ軍の航空機には劣っていたんだよなあ…
 労務管理に関しては相当劣悪だったようだな。健軍の三菱工場での四式重爆生産にしても、現場の工夫を監督の軍人が押しつぶすような態度をとって評判が悪かったとか、そんな証言があったように思う。