- 作者: MARUTA
- 出版社/メーカー: 富士美出版
- 発売日: 2012/11/24
- メディア: コミック
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背が高いとか、逆に小さいとか、ふとましいとか、体にコンプレックスがある女の子との恋愛劇。こう、脚とか、背中とかへのフェティッシュな感覚が素晴らしく良いね。あと、適度にリアルな雰囲気の絵が好き。
全体の半分程度が、中編の「もし初恋が叶っていたら?」を占め、短編三作に、最後に妖艶な双子が保険医の先生を誘惑する「空蝉」上下。放課後に教室に忘れ物を取りに戻ったら、クラスメイトが着替えていてといった所から始まる「もし初恋が叶っていたら?」がやはり印象的。背の高さでいじめられたことがコンプレックスになって、目立つことを避けたがるヒロインの表情がだんだん明るくなっていくあたりが良いなあと。重すぎず、情感もある話の作りが好感度高し。なんか背中が印象に残る。
短編の同様に背が高いのがコンプレックスな女の子の話と逆に背が低いのがコンプレックスの女の子の話も良い。つーか、やっぱり脚だね。