「桜の井戸」跡

 上通りから大谷楽器横を三号線へと抜ける道にある古井戸跡。マンションの前庭にある。著名な井戸だったようで、モニュメントが残されている。旧町名の由来にもなっていたようだ。
 もうあまり面影は残っていないけど、このあたりって武家屋敷地だったんだよな。




説明板

櫻の井戸
 加藤清正公は有事に備えて、
城下の要所に櫻の井戸を造っ
た。中でも、知行一万石の家
老有吉家の屋敷(当敷地の向
い側)を始め周辺の井戸水は
茶の湯に最適とされ、城中で
も重宝されたという。細川藩
の宝暦十年の古地図によれば
ここは藩士永田久左衛門、古
庄次郎助両家の居宅であった。
櫻井町の旧町名は櫻の井戸か
ら名付けられたもので、この
井戸は手取神社境内のもの等
と共に櫻の井戸の一つである。