内藤正典・同志社大学大学院教授によるアルジェリア人質事件の背景解説 - Togetter

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 まあ、介入したからまともな国家ができるかというと、かなり見通しは暗いわな。現在のマリ政権も、クーデタで成立した政権だしな。

1980年代以降のイスラム復興の潮流というものは、西欧の真似をしてつくった国家の中で生きるイスラム教徒の「生きにくさ」を反映したものだったのである。

 これはそうなんだろうな。日本でも土着要素と西洋思想の相克というのは、実際のところ大きなテーマだし。地付きの権力から立ち上がらない国家は、やはり弱いと言わざるを得ないだろう。ただ、イスラム世界の政治思想というか、国家というのが伝統的に脆弱だった歴史を考えると、代替モデルの構築が可能か怪しいと思うが。