雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス22:ウィンター・フォール下』

 レギオスの積み本は完全撃破。
 レヴァンティンを退けるが、それは更なる戦いの予兆でしかなかったといった展開。最後の戦いの幕開け。
 レイフォンが天剣を受け取らなかったのは、やっとかとしか言いようがない感じだな。グレンダンからの自立。同時にリーリンとの決裂って感じでもあるが。まあ、アイレインの因子を失ったことで再参入可能になるのかね。
 あと、フェリの告白とか。明確な意思表明は二番目か。さらっと来たな。しかも、レイフォンはまったく気づいていないとか。フェリ派なので、このまま押し切って欲しいところ。しかし、男女関係に関しては、レイフォンは「選ばない」って選択肢をとりそうな気がしなくもない。
 ラストは全員集合。カリアンの行動がどう繋がるのかと思ったら、こう来たか。しかし、一般の武芸者が束になっても、あまり意味がないような気がする。