福富妙見神社の石造物

 益城町福富の鉄砂川沿いにある神社。大シラカシがあったが、1999年にウロでなにものかが、焚火を行いそれが燃え広がって、焼け落ちたそうだ。完全に枯れたわけではなく、葉も出ていたが結構痛々しい。






妙見神社移転改築記念碑」

 社殿が移転したのか、社地そのものが移転したのかは分からない。「平成二年九月十八日」の年紀あり。


延享四年の石灯籠

 18世紀に遡る石灯籠。


 延享四丁卯年
奉寄進石燈
 三月吉日


「征露凱旋」記念の石灯籠

 「征露凱旋」と彫ってあるが、昭和6年だと、ロシア関連の戦争とはあまり関係のない時期なのが謎。昭和6年満州事変があった年なので、満州での戦闘を「征露」と称しているのかもしれないが。



正面

献燈 征露凱旋奉賽



右面

昭和六年十月十八日
 陸軍歩兵少佐 従六位勲五等功五級 福島輔五郎