高潔なる教皇、人間的なる教皇―退位教皇や塩野七生で考える。 - 見えない道場本舗

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 アルプスの北のヨーロッパって、基本的に貧しい感じがするよなあ。『ハプスブルクの文化革命』で、北ドイツの啓蒙思想家がオーストリアの食道楽を堕落していると指弾するってくだりがあったのだが、なんかその貧しさを他に押しつけようとする傲慢さが嫌な気分だった。
 個人的には、宗教があまり世俗化しすぎても、それはそれで魅力に欠けるように思うが。まあ、「教団」があんまりガチガチに真面目なのも嫌な話だが。