negadaikon.hatenablog.com
ベンヤミンの議論から、残していく史料の偏りの問題について論じている。こういう議論に深く突っ込む能力はないが、アーカイブ関係の本を読んでいると、なんか無造作に資料を捨てているようで引っかかりを感じていたので。
歴史学が捨てられるはずだった史料から豊かな成果を出しているのを見ると、「残すべき資料」ってのに首をひねる所がある。アーカイブの実務で、そのあたりはどのような基準で処理されているのだろうか。実際、スペースや費用の観点から、全部残すのは無理というのは理解するのだが。