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熊日の夕刊にたまに掲載されている「地震考古学:遺跡からの警告」で象潟が取り上げられていて、鳥海山の山体崩壊に伴う地形であると記されていたことから興味をもって。象潟周辺の地図を見ると、象潟だけではなく、にかほ市全域に流れ山らしい地形が広がっている。2500年前の山体崩壊がどの程度の規模だったのかを調べていて、たどりついた。
このページによると、結構、火山の山体崩壊はあちこちで起きているようだ。近場では島原の眉山崩壊が「島原大変肥後迷惑」で著名。Yahoo地図の地形図で表示すると、流れ山や岩屑なだれの跡らしい地形が見てとれて、なかなかおもしろい。鳥海山、磐梯山、浅間山、八ヶ岳、岩手山などでは、そういう地形を探すと、意外と明瞭に残っている。
しかし、富士山あたりで山体崩壊が起きると、被害はとんでもないことになりそうだな…