喜界島の製鉄遺跡

 昨年の7月に発表された話。喜界島で12世紀に製鉄を行っていた遺跡が発見されたという話。原料の砂鉄は外部から持ち込み、島内で製錬していたということらしい。鍛冶遺跡ではなく、自前で原料から加工していたのが興味深いな。製錬された鉄を持ち込んで加工したほうが安かったのではないかと思うのだが。あと、燃料の確保の問題も気になる所か。中世の製鉄遺跡は比較的少ないらしいが。


海の十字路:琉球弧再考/1 喜界島インパクト 製鉄で覇権握る (月曜文化)
記者会見
喜界島 製鉄跡を発見