池田八幡宮の石造物

 熊本少年鑑別所のはす向かい、京町台地の西側にある神社。すぐ北は谷になっているようだけど、チェックせず。
 神社内には、江戸時代にさかのぼる石造物がいくつか。1663年にさかのぼる石盤があって、これは神社の石造物でも、なかなか古いもの。



八幡宮昇格紀念碑」

 多分、昭和9年社格が上がったってことなんだろう。よくわからないけど。境内の東端に建っている。裏面の人名が読みとれないので、今回は省略。要再調査。





石碑裏面

昭和九年十月二日
(以下略)



石碑右面

氏子中
町総代
平江今彦
中嶋三太郎
徳永久太郎


文三年の手水鉢

 1663年に奉納された手水鉢。年紀は読めるが、一番左側が地衣類に覆われていて、奉納者は不明。


 寛文三癸卯年
   盤
奉寄進
   石
 三月吉祥日
  ○○○○


大正十年の石灯籠

 優良表彰記念だそうだが、何の表彰なんだろうか。



表面

献燈



左面

優良表彰記念池田村



右面

大正十年二月十一日


宝永年間の石灯籠

 多分宝永二年。1705年だから、これも神社の石造物としては立派に古い。



  宝永二年
奉寄進
  五月吉日