「翠星のガルガンティア」第1話〜第4話 振り返り一挙放送

 タイムシフトでやっと視聴。うむ、相変わらずおもしろいな。非常に、丁寧な描き方をした作品だなあと。最初に大宇宙戦争でレドの側の世界を示し、その後は異文化交流と。しかし、ガルガンティアの連中、随分恐れ気がないよな。圧倒的な戦闘力を持つ相手に借金負わせたり、効率が狭い範囲だとか言ってみたり。そもそも、戦争のためだけに組織された社会というのを理解できていないのだろうな。個人的には人類銀河同盟は恐怖の軍事国家って感じなのだが。レドも随分我慢強いな。あと、金を稼ぐなら、チェインバーの労力よりも、初歩的な技術の供与の方が稼げそうだけどな。
 基本的にはシリアスな話作りだけど、ところどころ笑いどころがあるのも良い。チェインバーの誤訳?とか。「今の発言は母親との生殖及び神聖な排泄物についての言及である」「超つよい」「中に人などいない」など。あとは第三話のラケージのユンボロをジャイアントスイングとか。ベローズが鶏肉を取り出して、「生物の死骸を摂取するように求めている」「またか!」ってやりとりも。人類銀河同盟の兵士には食文化とかないんだろうな。アヴァロンでは「自由飲食」が可能らしいが。
 そう言えば、一話を見ていて気付いたが、最初にベローズが全責任を負うならあの船を使っていいという話だったのだから、修理費用の負担はベローズがすべきなんじゃなかろうか。まあ、レドの方も踏み倒す気になれば、普通に踏み倒せるわけだが。
 あとは、コンテナヤードで子供が遊び回るのは、事故の危険が大きいのではなかろうかとか。四話の雨水集めは、ずいぶん原始的だなと思ったが、スタッフの解説によると水道代節約のためなのだとか。それなら、あの集め方も納得できるな。