県立図書館のリサイクルフェアで入手した本。日本埋立浚渫協会の50周年記念誌、65ページ。港湾の建設、埋立、浚渫など海洋での土木工事に関する解説が中核を占めていて、割と楽しめる。こういう風に工事しているのかといった感じ。作業船がいいな。しかし、防波堤って、海底に石を敷いて、その上にケーソンを置くだけなんだな。そりゃ、津波で流されるわと思った。まあ、通常の災害なら、それでも十分防げるのだろうけど。あとは、地盤改良に土砂にさまざまな薬剤を混ぜるとか、浚渫などで出た土砂を加工する技術とかもおもしろい。
あとは、編集途中に東日本大震災が起こったため、災害対応についても、ページが割かれている。
