「沼なんとかならアウト!?緑が丘は安全?!」地名と災害に相関性はどの程度あるのか - 歴史ニュースウォーカー

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 地名は重要な手掛かりだけど、実際には現地を歩いてみるのが重要。危険なところは、傾斜のきつい谷になっているとか、周囲と比べて標高が低いみたいな形である程度分かる。水路なんかも手がかりだな。ここ10年くらいの建物ばかりの場所は、危険な場所が新たに宅地開発されている可能性が高かったり。
 あと、丘を造成して新たに住宅開発したところなんかは、盛り土と切り土の境界が割れたりすることがあるから、避けたほうがよい。地盤災害は行政からの資金援助もなく、保険も効かない、復旧費がバカ高いなんてことがあるから。東日本大震災でも、仙台周辺のニュータウンでそういうことがあったらしいし。
 熊本平野だと、緑川・加勢川流域は、縄文海進で割と最近まで海の中だったから、液状化の危険性が高いんだよな。で、その地盤の緩い場所に中央病院と済生会病院って基幹病院が集中しているのが怖い。地震があったときに、液状化でたどりつけないとか、地盤災害で機能が損なわれるとかありそうだし。
 善光寺地震の話は興味深いな。