雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス 5-7』

 レギオス読み直しは、さくさくと進行中。このあたりの時期の物語のペースだと、24巻もかけなくてよかったんじゃなかろうかとか、そんなことを感じる今日この頃。
 ツェルニの暴走と汚染獣との戦いの連続、ニーナが廃貴族に取りつかれて行方不明になり、他の都市をうろついた揚句に、帰還。ハルペーとの遭遇に、リーリンのチェルニ出撃と色々と。
 こうして見ると、レオフォンって驚くほど変わってないな。武芸者であること自体には誇りをもたず、身近な個人のためにしか剣をふるえないとか。さらに変わっていないのが、フェリかな。結局のところ、レイフォンのために念威操者の力をふるうというのは、最初から最後まで変わらない。