雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス19:イニシエーション・ログ』

 ここから短編二冊連続。なんか、短編集がはさまる間がすごく悪いような気がする。
 この巻は、14巻以前のリーリンがいる時期の学園生活のエピソードを描いた短編。下着泥棒に貧乳勢が激怒して暴走する話、フェリが「念威少女」をやらされる話、レイフォンが怪しげなドリンクでセックスアピールマシマシになる話、音響兵器カリアン。とりあえず、ラストの「念威少女」の映画のグダグダぶりがすごい。
 なんというか、はっちゃけてるなあ。ついでに、出すタイミングを誤った感が。14巻の前に出しておくべきだったよなあ。