雨木シュウスケ『聖戦のレギオス3:終わりなき夜光群』

 本編三部の裏側でなにが起きていたかの話。ゼロ空間では時間があってなきがごとしのような感じだが、半年から一年程度の時間が経ってる感じか。
 シャンテがなぜ森海都市エルパに捨てられていたかとか、本編での出番とか。
 中盤はカリバーンとの戦い、イグナシスの正体とディックがイグナシスの分体であることが判明。気力を失ったディックの代わりに、ヴェルゼンハイムが憎しみの炎を暴走させることになる。で、ラストは無限に暴走するヴェルゼンハイムを物理的に限界があるサヤの世界に落っことして倒すと。ここで、レギオスの22巻ラスト、24巻冒頭あたりにつながると。
 ディックがどうなるか、すっかり忘れていたけど、一応死なないで、レギオスの世界に戻ってくるんだな。あと、前後の「独白」はニーナのものか。
 これで、レギオス一気読みも終わり。うむ、おなかいっぱい。なんとか、7月中に終わったな。