コアマガジンの摘発と欧米事例: やまもといちろうBLOG(ブログ)

kirik.tea-nifty.com
 このあたりの担当者によって変わってしまう基準とその基準形成のルールのあいまいさ、そして「わいせつ図画」の刑法135条の存在の是非なんかはやはり問題だと思うのだが。そのあたりはゾーニングとは別の次元だろう。

まあ「日本の知識人はなんでそんなにエロに寛容なの?」みたいな話は良く出るんですけどねw

 まあ、文学や芸術ではヌードや性愛表現の自由をいかに勝ち取るかの歴史だったわけだしな。文学や芸術の「表現の自由」に絡んでくるからこそ、ポルノにも寛容に対応するという事になったのではなかろうか。あとは、戦前の検閲への反発とかも大きそう。まともな歴史学的研究が、国家神道なんかのイデオロギー的問題からガンガン規制されていた時代があったわけで、ポルノ表現の規制経由でそっち方面の検閲の復活が図られる可能性を考えると、軽々しく規制に賛成とかはできんわな。