おきらく台湾研究所: 安田敏朗『かれらの日本語――台湾「残留」日本語論』

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 台湾の日本語教育の位置づけが、戦前と戦後の政治的状況の違いによって、正反対と言っていいほど変わっているという。台湾人の日本語がいつまでも他者の言語であった状況から、国民党の戒厳令の中で抵抗の言語と、位置づけが変わっていく状況。そして、いろいろなことが時間の経過の中で忘れ去られていく。