江戸時代の道場破り - Togetter

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 フィクションで語られるような道場破りはなかったと。下手に恨みを買えば闇討ちをされかねないし、秩序に従わない人間を雇用する主君もいなかったと。
 看板を奪って帰るような「道場破り」は幕末近くの無頼の力の誇示?

どうもこの時の他流試合というのは、「道場に属する門弟たち数十人に混じり、二列に並んで、「よろしくお願いします!」。声を掛けたと同時に、向かいの相手とバシバシ打ち合い。「はいそこまで!次!」の声と共に、隣にずれて、それぞれ次の相手とまた試合。これを延々繰り返す」というものだった様子

「…これって試合っていうより、単に稽古に参加してるだけじゃね?」「道場主や師範も列に混じってるし、ちゃんと向き合って打ち合ってるから一応試合だよ」「審判は?」「ないよそんなの。自己判定で”俺の勝ちだな!”とか思うだけ。この試合で勝ち負けを第三者が判定するのは基本的にない」「えー」

 なんか、『藤原道長の日常生活』に紹介されていた、相撲と似たような感じだな。明確なルールがないってのが。まあ、相撲のほうは、それで権力によって勝ち負けの判定が偏ったと言うことだが、こっちは明確なルールを決めないことで紛争を防いだって感じか。