歴史を学んでよくよくわかることは、「人間や社会はとても複雑なものだ」ということです。
確かにここに尽きるかなあ。まあ、「歴史」を調べていても、これを体得できていない人はけっこういるようだが。少なくとも、人間がやることに進歩が大してなくて似たような主張がしょっちゅう繰り返されるとか、物事は歴史的経緯に相当拘束されるなんてのは、分かるようになるかな。
ピースのかけたパズルで四苦八苦するから、簡単に「理論」を信用しなくなって、逆に複雑さに対する勘所が体得されるというか。
ただし、歴史学に進学すると就職先では苦労する…