本日は熊大で開催されたシンポジウム「日本近世の領国地域社会」に出撃。それぞれ、レジュメをずいぶん端折っての内容だったけど、なかなかおもしろかった。熊本藩において村から出された文書がそのまま正式の文書として綴じられるようになった文書革命。宝暦の改革の借財整理の前史としての金融業者の一本化、市場の好感を得るための手段としての倹約や専売制度。重賢の「名君」としての評価の確立に熊本藩や大坂の儒者ネットワークが大きな役割を果たし、そのイデオロギーが反映されているとか。
 明日は9時半からか。ちょっと無理そう…