「合志1300年歴史をたどる:市資料館で企画展」『朝日新聞』13/12/21

 「合志」の名前が誕生して今年で1300年という合志市が、市合志歴史資料館で企画展を開いている。江戸時代の地図や奈良時代に「合志」と書かれた木簡の複製など約200点を展示している。専門家によると、千年を超えて残っている地名は珍しいという。
 資料館の斎藤富士男館長(74)によると、「合志」が誕生したのは、713(和銅6)年。それまでの「皮石(かはし)郡」に志を合わせるという意味で「合志郡」の名がつけられたとの見方だ。723年には、養蚕が盛んだった合志から平城宮奈良県)に真綿を送った際に、荷札に使った木簡に「恰志」の文字があった。740-750年には大宰府(福岡県)に、染め物用の植物を送った際の木簡に「合志」を書かれていた。
 現在の合志市は、2006年に合志町西合志町が合併してできた。この時市の名前が公募され、「北熊本市」や「菊南市」「合志野市」などの名前もあがっていたといい、斎藤館長は「奈良時代に各地に新しい地名が出来たが、その後の合併などでも消えずに残っているのは貴重」と話す。
 企画展は来年2月9日まで。入場無料。記念切手を限定1100シートで、同市や山鹿市荒尾市など県北の80の郵便局で販売している。 (森田岳穂)

合志歴史資料館第9回特別展「合志1300年の歴史と共に」のご案内 
 2/9までかあ。暖かければ行ってみてもいいと思うのだが、自転車で行くには微妙に都合の悪い場所なんだよな。公共交通機関も死ぬほど不便だし。車も免許もあるけど、運転に自信がないしな。車ならすぐなんだけど。
 しかし、他にも残っていないことなくね。