カラシニコフの死とAK-47と核兵器《松浦晋也「人と技術と情報の界面を探る」》

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 ついでに言うと、模倣品が横行しまくって、本元のイズマッシュ社は破綻しているというのも付け加えたほうがいいと思う。この種のコモディティ製品は粗悪でも、安いほうが良く売れるという、これまた工業製品の歴史の流れをなぞっている。この種の「作りやすく、使いやすく、壊れない」製品で、日本が競争するのはなかなかきついものがあると思う。
 しかし、子供に銃を持たすなと起こる常識的な人物が作ったものが、ここまで無秩序の象徴的存在になってしまうのが、きついな。まあ、ばら撒いたソ連以下の国にも責任があるんだが。