江戸時代農村の遊び日・休日 | Kousyoublog

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 メモ。近世農村の休日の話。『村の遊び日:自治の源流を探る』という本の紹介。
 「遊び日」が祭祀の日で、「休日」が完全な休暇なのだそうだ。近世初頭の生産力の増加に合わせて、余暇の要求が増大したことや、労働力をひきつけるために他より休日を増やすなんてのが興味深い。
 生産力の増加と階層分化。それによって若者組が形成、直接示威行動などで休暇の増大を確保したと。村落の秩序の動揺が、若者組などの組織や村八分といった規制を強めていったと。
 近世の人々も奉公なんかで、かなり移動を経験しているようだが。