緊急シンポジウム「近デジ大蔵経公開停止・再開問題を通じて人文系学術研究における情報共有の将来を考える」に行ってきた。?その1 - みききしたこと。おもうこと。

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緊急シンポジウム「近デジ大蔵経公開停止・再開問題を通じて人文系学術研究における情報共有の将来を考える」に行ってきた。?その2 - みききしたこと。おもうこと。
 確かに著作権切れ出版物の資料集出版全体に影響する問題ではあるわな。生資料中心になるのは喜ばしいが、逆にそれを読む技術のない人間には敷居が高くなる側面もあるし。
 あと、近デジの動きを知っていれば大蔵出版はオンデマンド版を出版しなかったかもという、投資の問題も。この手の大規模プロジェクトの著作権とか、公開の問題は難しいものがあるな。
 あとは、著作権と文化的伝承のコンフリクト。著作権そのものが19世紀の「著者」の概念で作られているから、実際の創作のサイクルとずれているんだよな。