フランスの共和主義とイスラームの軋轢から「市民性教育」について考える | SYNODOS -シノドス-

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 うーむ、難しい。
 公立学校の脱宗教化を確立してきた「ライシテ」の歴史、イスラム嫌悪の風潮や報道のアナウンス効果。その影で「弱者」であるムスリム女性が社会的に排除されてしまっているという矛盾。「ライシテ」という生徒の脱宗教化までは求めない理念が、拡大されてムスリム排除に利用されてしまっていると。
 まあ、ムスリムと脱宗教化したヨーロッパの体制とは、相性がよくないのは確かなんだろうけど。ムスリム特殊論というか。やはりイスラムの女性の扱いは目立つしな。そして、「生」のライシテ問題に直面する生徒たちの動きという希望。