「大正デモクラシー」はどうして戦争を止められなかったのか | SYNODOS -シノドス-

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 「大正デモクラシー」の限界。「普通選挙」によって「国民」を囲い込み、一方、治安維持法でその枠外で活動する人々を弾圧する。また、政党内閣も都市下層とつながる手段がなく、多くの人々を疎外してしまった。
 あとは、「民意」が海外への拡張を主張したからこそ、戦争に向かっていったと。革新官僚大正デモクラシーの中から生まれたと。
 まあ、大陸での利権拡大に傾斜する満州事変そのものは出先の軍隊の陰謀だったわけだけど。