【書評】『日本軍政下のアジア――「大東亜共栄圏」と軍票』(小林英夫) : BridgeHeaD

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 メモ。国内のインフレを防ぐために、軍票を導入したと。中国ではあまり普及しなかったが、東南アジアでは普及したこと。生産力は変わらないなかで、大量の貨幣を投入した結果、占領地域にインフレを起こし、経済システムを破壊したと。で、価値の低い通貨をつかまされた大量の人々に対して、戦後日本の経済援助は届かず、「賠償」になってないのではないかと言う指摘。