失言とは愚行の予告編である:日経ビジネスオンライン

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 ここのところ、自民党周辺で出ている「失言」は聞きようによっては悪く取れるとか言う話ではなく、それを表ざたにしてしまうと社会的に問題になるような「本音」を表出させてしまっている感じだしな。
 冗談抜きに、国際的孤立が心配になってくるのだが。実際、安倍周辺の発言って、「隠れた願望」だろうし。だいたい、もとからそういうことである旨を表明し続けているんだから、海外のメディアがそれと結びつけた報道を行うのは当然としか言いようがない。
 2ページ目でいわれている通り、「いつか来た道」としか思えないんだよな。5年前だったら、「いつか来た道」とか「軍靴の足音」とか、何を馬鹿なことと笑えたけど、なんかもうシャレになってない。何が怖いって、ここまでアレな発言が、どうも世間で受け入れられてしまっているらしき空気が怖い。
 つーか、共産党の揚げ足取りじゃなくて、記者会見の場で、ロシアの介入が「自国民保護」って言ったんかい。怖すぎる。だいたい、過去の戦争でも自国民の保護というのは、有力な戦争の名分になってきたわけだし。それに無頓着なのが怖い。