「熊本電信発祥の地」碑

 清爽園から道を挟んだ、YMCAの敷地に立つ石碑。「再び建立する」ということは、前にも一度建てたということか。裏面の碑文の情報が不足して一年店晒しにしていたが、釈文を入手したので、手抜きで。
 「熊商開学の地」碑と並んで建つ。







石碑正面

熊本電信発祥の地
日本電信電話公社



石碑右面

九州電気通信局長
   斎伯 哲書



石碑左面

「熊本電信発祥の地」記念碑を
再び建立する


  平成六年十月二十三日
   日本電信電話株式会社
       取締役九州支社長
         三原 種昭



石碑裏面

 ここは明治八年三月二十日熊本県で最初
に電信の取扱いを開始した熊本電信局が
あったところです。
 当時町々では文明の利器「電信」のうわさ
でもちきりで誰いうともなくこのあたりは電
信町と呼ばれていました。
 明治九年の神風連の変では敬神党の襲
撃をうけ翌十年の西南の役で被災し焼失し
ました
 その後電信は広く利用され情報伝達の
重要な手段として社会の発展に大きく貢献し
てきました
 昭和五十四年十月二十三日
 第三十回電信電話記念日建立
 熊本電気通信部 部長林 實信
 熊本電報局   局長西川保幸