川口士『魔弾の王と戦姫 3』

 一年ほど放置していたがやっと読了。
 テナルディエ公爵とガヌロン公爵の軍を相次いで破るが、ティグルは王国に対する反逆者とされ、正規の騎士団が討伐に派遣されることになる。指揮官は、「デュランダル」を帯びる最強の騎士ロラン。竜具に対抗するために作られた武器として、戦姫のエレンやソフィーをも圧倒し、ティグルは負傷、戦に敗北する。
 しかし、なんかかっこよく出てきたロランがあっさり、ガヌロン公爵に殺害ってのが。まあ、この事件で両公爵が信頼を失うって展開なのかね。王様が精神崩壊で、貴族たちは好き勝手に振舞いはじめる。ティグルに「大義名分」が必要ってことは、最終的にティグルが王様になるってことなのかね。