佐島勤『魔法科高校の劣等生2:入学編』

魔法科高校の劣等生〈2〉入学編(下) (電撃文庫)

魔法科高校の劣等生〈2〉入学編(下) (電撃文庫)

 やっと読了したが、これ以上は無理。ギブアップ。ここで打ち止めかな。
 差別ネタで、オレ理論を振り回されると、一気に萎えるな。茅田砂胡の『レディ・ガンナーの大追跡』でも、同じような気分になったことが。特定の家系が、血統による才能や教授法のノウハウをためこんで、隠然とした権力を持っていれば、反差別運動が起こるのは当然だと思うのだが。
 あと、校章の有無という明確なスティグマが存在する限りは、差別はなくならないだろう。ああいう表象が一番、意識に作用するもの。