本日のメモ

[災害]豪雨でしょうか いいえ断水しています。【緊急レポ】まさかの断水北海道 - エキレビ!(1/3)

 水道がぶっ壊れて一番困るのは、トイレなんだよな。貯める施設がそれぞれに家にあるわけではないし。風呂も大量の水を使うけど、一日に何度も必要なものではないし、最悪数日我慢することはできる。しかし、トイレばかりはそうは行かない。食事や飲用の水は、ペットボトルで何とかなる量だし。
 幸いにして、自分の家でそういう事態に遭遇したことはないけど…
 あと、地震の時には、下水道も壊れている可能性が高いから、水があっても流すのはお勧めできないらしい。簡易トイレの買いだめか、おがくずトイレか。


http://d.hatena.ne.jp/taron/20120804/p2
http://d.hatena.ne.jp/taron/20120625/p1
http://d.hatena.ne.jp/taron/20110506/p8

[感染症]エイズの起源 - Living, Loving, Thinking

 転載してある記事をザッと読んだところでは、古いHIVサンプルの遺伝的な変異と場所を整理し、統計モデルで処理すると、流行の始まりは1920年代のキンシャサになるということかな。で、キンシャサから、ザイール川や鉄道といった交通機関を通じて、ムブジマイ、ルブンバシ、キサンガニといった二次的な中心地へ拡散、そこからさらに東アフリカや南アフリカに拡散したと。
 キンシャサが交通の要衝であったこと。さらに独身男性の比率が高く、結果としてセックスワーカーの需要が高かったことが影響したと。
 しかし、英語読解能力が死んでるなあ、俺…

[感染症]エボラを祈祷で「治す」ことと、薬で治すことの違い

 うーん、言いたいことはわかるような気がするが、なんか極端のような。専門的知識の社会的受容は、それぞれの個人の実感ベースに基いているわけではなく、権威の体系に基いてるってことなんだろうけど。確かに、現在の日本人もニセ医学の横行とかを見ると、よそを笑えるものではない。
 しかし、やはり、医学が積み重ねてきた実績と知識の体系は、呪術と全然格が違うようには思う。それが、アフリカでは教育や制度の未普及で、同じレベルに見えてしまうって問題ではなかろうか。
 まあ、エボラが発症した後では、西洋医学でも、呪術でも、今のところはたいして結果が変わらないというのは確か。防護に関しては、医学の知識の方がすぐれているがな。それも、エボラに罹っているということがわかっていればに限られるし。

[感染症]西アフリカのエボラ騒動と、日本のコレラ騒動との類似について - 荻上式BLOG

 「科学」の側の高圧的な対応とその時点で明確な治療法が存在しないってあたりが、共通するな。しかも、コレラに関しては、政府側が取った対応も、どこまで効果的だったのやら。
 キリスト教徒とイスラム教徒で「異端」に対するイメージが共通していたり、エボラとコレラで流される言説が類似していたりと、人間のイメージってあんまりバリエーションがないんだなとも感じる。

[感染症]リベリア:「帰ってください」――MSFエボラ施設の前で何が? | 活動ニュース | 国境なき医師団日本

 これは精神的につらい。地獄絵図だな…
 つーか、なんでここまで広がるんだろう。

感染拡大のデング熱! 蚊の生態からわかることとは / 嘉糠洋陸×森澤雄司×荻上チキ | SYNODOS -シノドス-

 デング熱と蚊の生態について、専門家を呼んでいろいろと質問した記事。いろいろと興味深い知識が。わが家の庭も、蚊が多いから、何らかの対策が必要だな。インフルエンザは一人の患者から1.5-3.5人程度しか広がらないのに対し、蚊が媒介する病気は非常に効率よく拡散されて、200人以上に広がるというのに驚く。
 デング熱は感染者が非常に多くて、1億人程度が感染している。そのうち重症化するのは、50万人、0.5%程度。都市部に多い病気。重症化する場合、熱が下がった後に腹痛やうわ言、皮下出血などの症状が出る。二度目の感染で重症化しやすく、短期滞在者は軽症ですむ場合が多いと。
 デング熱は、日本国内ではモニタリングしにくい状況。保険診療ではなく、大学などの検査キットでチェックし、そこから保健所に検体を送る形になるので、確定診断に時間がかかる。あと、感染の拡大の仕方については、日本では今研究中と。最初のデング熱も診断した医者がすごいというコメントが。非ステロイド系の抗炎症薬は、出血熱には良くないそうだ。
 蚊は田舎では動物を狙う。都市部だからこそ、人間を狙うように適応する。また、普段は花の蜜を吸うそうで、血液は卵を作るための栄養を摂取するため。また、刺されやすさに関しては、二酸化炭素、体温、においなどの要素があるが、組み合わせの条件はよく分かっていないと。
 アフリカ人は蚊に刺されまくって、免疫寛容ができていて、蚊に刺されることに危機意識がない。それが蚊媒介感染症対策の壁になっているとか、血液型がO型の人が刺されやすいというのも興味深い。

[感染症][環境]GM蚊によるデング熱対策〜ブラジルの場合 | FOOCOM.NET

 うーん、長期的な影響の答えが出ていないように思うが。これって、ずっと放出を続けないと、生き残った蚊が増えて元の黙阿弥だよな。あと、何が怖いって、突然変異で厄介な形質を持った個体が出現しないかってこと。
 ピンポイントでネッタイシマカを攻撃できるので、環境への負荷は相対的に薄いと主張しているが。
 つーか、相対的に規制が薄い途上国を、安全性のわからない技術の実験場にすることの倫理的是非は問題だと思うが。

[環境][国際]なぜ中国とロシアは「遺伝子組み換え食品を追放」したのか? 地産地消を賞賛するワケ ≪ WIRED.jp

 なるほどね。遺伝子組み換え作物を追放することによって、西側の種苗企業を排除できる上に、作物自体の輸入も減らせる。西側の食糧支配システムから自由になれると。

[環境]米カリフォルニア州の水量減少、衛星画像ではっきり 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 他人の不幸を喜ぶことは下品なことだけど、カリフォルニアの農業が壊滅するってのは、日本の農業にとっては福音だよなあ。
 まあ、アメリカ農業の非持続性を明らかにしている。あと、それだけの水を輸出していることになるな。